嫌な季節になりました。
こいつが嫌いで夏が好きになれないといっても過言ではありません。
呼び方もいっぱいあるんじゃないでしょうか。
ごき… ゴッキー… G… ヤツ… 黒いの…
私は車好きもあってこう呼びます。
頭文字G(イニシャルジー)と…
元ネタわからなかったらすみません。
あだ名、ニックネームが多い人ほど人から好かれている。
なんて思ったりもしますが、けどこいつは違います。
呼び方が多い分みなさんお困りなのだと…
夏に差しかかると殺虫スプレーを買う方も多いのではないかと思いますが
その殺虫スプレーが意外に高い。
だいたい500円以上するんじゃないでしょうか。
それに殺虫スプレーは殺虫以外に使うことはないでしょう。
何か効果的で便利なアイテムはないものか…となります。
そこで
結論
ゴキブリをやっつけるにはパーツクリーナーが効果的
パーツクリーナーとは
車のブレーキ周りや金属部品などの油汚れやカーボンを強力に除去してくれる製品です。
趣味でも仕事でも車やバイク、機械をさわる人が必ずと言ってもいいほど
持っている製品だったりします。
油を落とす効果がいい
じゃ、なんでただのクリーナーでゴキブリをやっつけれるのかというお話です。
油を落としたらやっつけれる?といまいちピンときませんが、
まずゴキブリは黒光りしているってわかるぐらいに油でギラついてます。
チャラいです。
そしてあいつら昆虫はお腹にある気門というところで呼吸しています。
ゴキブリに水をかけ続けても平気でチャラくいられるのは
体の油で水を弾き、悠々とお腹で息できているからです。
そんな油をパーツクリーナーで落とせばどうなるか…
クリーナーが気門に詰まって窒息するんです。やったぜ!
冷える効果がいい
パーツクリーナーは揮発性の高い成分が含まれています。
というかほぼその成分が占めています。
揮発性が高いということは液体が蒸発しやすいということ。
液体が蒸発する時には、周囲の熱を奪って冷える気化熱という現象が起きます。
ゴキブリは高温多湿を好みますが、その範囲は20~32℃くらいといわれているようです。
つまり32℃を超えても20℃未満となっても動きが鈍くなっていきます。
パーツクリーナーの気化熱によって体温を奪って動きを鈍らせる。
からの窒息効果。やったぜ!
ちなみに42℃を超えると体内のたんぱく質が固まり死ぬそうです。
ゴキブリに熱湯が有効といわれるのはこのことですね。
殺虫以外に使えるからいい
そもそも殺虫が本来の使い方でなく洗浄が本来の使い方。
パーツクリーナーは油汚れを落とすので機械の洗浄ということにとらわれず、
キッチン周りの頑固な油汚れにも効果的です。
こどもがこっそりと貼ってしまったシールを剥がすのにも役に立ちます。
油を落とす効果というだけでいろんな使い方ができるのはメリットです。
安くていい
そして、
冒頭でお話したように殺虫スプレーが500円くらいと意外に高い。
けれどパーツクリーナーはホームセンターで200円くらいから購入できます。
amazonからでもモノタロウからでも購入できます。
注意点
吸わないで触れないで
パーツクリーナー使用上の注意を守れば何も怖いことはありませんが、
無害ではありません。
匂いがするなぁくらいならいいのですが、直接吸う。多量に吸うことがないよう
屋内で使用する場合は換気を十分にした状態で使用してください。
また液体に触れてしまったら十分に洗い流してください。
火気厳禁・高温注意
今の殺虫スプレーは引火対策がされているもの多くあるようです。(全部かな?
対策前は火事に発展する事故が多かったようです。
パーツクリーナーは引火性がありますので、火気には十分に気をつけてください。
ゴキブリをやっつけるのに多量に使用した挙句、やれやれ手こずらせやがって
と一服しようものなら大火事。アフロヘアー確定です。
使用するときは火のそばで使わない!絶対に守ってくださいね。
プラスチックやゴムはNG
プラスチックやゴムへの使用は避けたほうがいいです。変色する恐れどころか
変質変形することもあります。
ただプラスチックも種類が多く、使用できるプラスチックもあったりします。
一度目立たないところで使用して様子をみるのも手かもしれません。
クリーナー使用した後は、樹脂用の保護剤を塗るのをおすすめします。
塗装面もNG
塗装も侵してしまうことがあります。割れたり剝がれたり溶けたりする
恐れがあるので使わないほうがいいです。
殺虫目的ではない
さんざんおすすめしておいて言うことではありませんが。
パーツクリーナーはクリーナーですので本来の目的以外に使用すると
予期せぬ事故を起こすこともあります。
クリーナーに記載されている使用上の注意をよく読み正しく使用してくださいね。
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