私は今まで3回引越しをし、
何回か友人の引越しをお手伝いしてきました。
そしてつい最近また、
友人の引越しのお手伝いで
業者選びをしました。
引っ越しはまだもう少し先のお話ですけどね。
ただ過去何回も業者選びをしているのに、
何度も失敗を重ねています。
そして今回もご多分に漏れず小さな失敗をしちゃいました。
う〜ん。この学習能力の無さときたら。
ただこの引越し業者選びは非常に重要なんです。
だって業者によって提示される費用が
4〜5万円くらいへっちゃらで違うんです。
ネット情報によれば10万円違うことも。
10万円違ったら浮いたお金で
旅行だっていけますよ。
Nintendo switch2台買ってもおつりがきますよ。
うまい棒1万本買えま…
ということで、
引越し業者選びで失敗しないように
できるだけ安くするにはどうしたらいいか
説明していきまーす。
一括見積りを利用する時は注意が必要
まず最初のハードルですが、
引越し業者は数が多くどの業者に声をかければいいかわかりません。
初めての引越しであれば数が多いかどうかすら知らないと思います。
CMをやっているあの会社でいいか。
なんて決め方をしてしまうと高いお買い物になってしまう可能性が
かなーり高いです。
そんな時に便利なのが一括見積りサイト。
必要事項を記入するだけで対応できる業者が自動で選ばれ
概算費用を比較できるわけですから。
素早く簡単に楽して業者を選ぶことができます。
ただこの一括見積りサイト。利用するのに注意が必要です。
サイトによっては、必要事項を記入した後
鬼のように電話やメールが鳴り続けることに。
休みだろうが仕事中だろうがお構いなしに連絡がきます。
楽して業者を選びたいのにこれでは意味がありません。
名前も一括連絡よこすサイトに変えるべきです。
一括見積りサイトで有名なのは、
引越し侍や価格.comが有名です。
例えば引越し侍で説明しますね。
サイトにアクセスすると…、
「引越しのWeb見積もり&予約する」ボタンと
「引越しの一括見積もりを比較する」ボタンがあります。
注意してくださいね。
この場合、上が「一括見積りボタン」です。
で下が「一括連絡よこすボタン」です。
「引越しのWeb見積もり&予約する」をおすすめします。
ただし、
オラにみんなの電話やメールをわけてくれ!
なんていう電話やメールで元気玉が作れるあなたは、
「引越しの一括見積もりを比較する」をクリックだ!
訪問見積りは依頼すべき
次は業者を選んで予約
お伝えしたように一括見積りででてくる費用というのは
概算見積りです。
ちゃんとした費用というのは、現地で現物をみるまで
見積もることができません。
タンスの大、中、小を選んだといっても
人によって感じる大きさはバラバラ。
自分は小さいと思った!プンプン!
といっても
業者が大きいがな!プンプン!
といえば
追加費用などトラブルになってしまうのです。
営業の方に運びたい物すべてを見てもらって
適切なサイズのトラックで運搬してもらう。
概算見積りより安くなることも十分にありますので、
訪問見積りは依頼しましょう。
粗品をいただけることもあるので
+αの嬉しいこともありますよ。
相見積りは必須!
訪問見積りをお願いすればいいんだな!となりますが、
え?いったい何社に声かければいいの?
安ければいいの?安いなら1社でいいんじゃないの?
と次の疑問がわきます。
引越し費用をできるだけ安くしたい場合に
1社だけに声をかける。は絶対に避けてください。
例えばオークションがいい例かもしれません。
欲しい物が出品されていて
自分1人が落札したいなら最も安い値段で落札できますが、
2人3人と欲しい人がいれば必ず競ることになります。
自分がだせる金額まで値段はつりあがるでしょう。
同じ状況を逆の立場で作るわけです。
訪問見積りの時に他の業者さんはもっと安かったですよ。
と伝えれば自ずと価格は下げてくるはずです。
またはサービスを充実させるくれるかもしれません。
ちょっと待って、
相場もある程度つかめてるし、相見積りのふりして
1社に声かければいいんじゃないの?
価格下げたいけどだって面倒だし。という方、
とにかく時間が惜しく面倒な場合はそれもありかもしれません。
価格を下げてくれたら即決するよ!と
伝えるのもテクニックの1つです。
ですが、結構ウソというのはばれやすいものです。
営業の方はプロですので、こちらの言動に非常に敏感です。
あ。ウソ言ってる…と思われたら値下げも最小限に
とどめてしまうかもしれません。
相見積りをしている事実をもとに勝負にでることが
安くするための王道です。
大手2社、中小(地域密着型)2社のバランスで見積り
わかったわかった。相見積りするよ。2社でいいの?
全部の会社に声かけるとかいわないでよ?
さすがに全部なんてことはありませんが(笑
おすすめは3、4社です。
ある程度安い業者選べたらいいよ。手間は減らしたいし。
という方は2社で
徹底的に安い業者見つけるんだ!
という方は5社でもいいかもしれません。
ただ、2社だけだと運んでもらいたい物が運べなかったり
思ったサービスを受けられなかったり
さらに安い業者を取りこぼしてしまうかもしれません。
はたまた5社もありますと
訪問見積りは結構気をつかう場面なので多すぎもどうか。
3,4社が妥当かなと思います。
ここで注意していただきたいこともう1つ。
大手のみに声をかける。とか、中小のみに絞る。とか、
偏らない方がいいです。
大手は大手の。中小は中小の強みがあります。
大手は、作業員が多く時間を短く済ませられます。
なにかあった場合の保証も充実しています。
長距離の引越しにも対応しており、
ピアノなど高価な楽器や家具も取り扱いが
可能なことが多いです。
中小は、大手より費用が安いことが多いです。
営業マン兼作業員ということもあり安心にもつながります。
欠点は、互いの利点の逆ですね。
個人の価値観もありますので、大手じゃないといけない
とか、安いことが正義だということもありません。
大手と中小の両方の営業の方からお話を聞いて、
価格とサービス、安心感など
納得できたところにお願いしましょう。
見積りしてもらっても即決しない
「価格を下げてくれたら即決するよ」というセリフが
テクニックだというお話をしましたが、
実はこのセリフ、こちらが言わなくとも
営業の方が必ず言ってきます。
「もっと価格を下げるので即決してください」と。
私はこの言葉が苦手です。
営業の方によってはゴリ押ししてくるからです。
他の業者断ってくださいとか、
他で見積りとらないでください。
納得がいく価格にしますからとかです。
これらのセリフを和訳するとですね。
「他の業者はもっと価格を下げてきちゃうと思うの
ちょっと高いけどお願いだからうちに決めて」です。
うん。イヤです。
こちらはちょっとでも価格を下げたいので、
このセリフにはのらないようにしてくださいね。
申し訳ないですが…と丁重にお断りしましょう。
ただ、なぜ即決すれば価格が下がるの?
という疑問の答えとして、他の業者と競りたくない
という理由以外にもちょっとした理由があったりします。
即決を一旦断った後、検討した結果
後日にでもいざお願いしたいと伝えたら、
営業の方がダンボールなどを渡しに来てくれます。
実は、営業にはこの時間がもったいないんです。
1件でも多くのお客様のもとへ訪問して
契約につなげたいわけです。なので、
ダンボールを渡す。書類を渡す。という手間が省ければ
価格を下げるということがしやすいわけです。
即決という選択肢
じゃぁこの即決したら価格が下がるという仕組みを
うまく利用するためにこの方法が
参考になるかもしれません。
お願いしたい業者の訪問見積りを一番最後にする。
という方法です。
そもそもどこにお願いしていいかわからないから
訪問見積りするんとちゃうんか。というツッコミは
おっしゃられる通りですが、参考までに聞いてください。
少しギャンブル性があって再現性もないですが、
業者のサイトを見比べてこの業者のサービスがいいかも。
一括見積りで一番安かったし安さ重視でこの業者がいいかも。
と少し自分の中で優先順位が高くなった業者があれば
その業者の訪問見積りを一番最後にするんです。
一番最後であれば、他の業者の正式見積りが出揃った
後ですので、その場で検討して即決してもいいわけです。
価格もサービスも安心感も満足できそうだ。と思ったら
「う〜ん。他の業者はもう少し安かった。でも
あなたのところでお願いしたいと思う。即決するから
価格を下げてもらえないか。」という具合で
さらに価格を下げてもらうわけです。
反対に、即決であっても思った価格にならなかった。とか
自分がほしいサービスがうけれなかった場合には、
他の業者と再度価格交渉をしてみましょう。
「全員からお話を聞いたけれど、あなたのところが
一番安心できると思った。ただ、価格だけが正直ネックに
なっている。もう少し頑張っていただけないか」
という感じです。
安くするためのコツ
それでは引越し費用を安くするためのコツをまとめて
お伝えします。
既出のものは説明を省略しますね。
・相見積りをする。
・大手、中小バランスよく見積りを依頼する。
・見積りの時に即決しない。
・引越しまでの時間に余裕をもつ。
さすがに引越し日当日に「あ、引越したいんで
おねがしゃーす」って依頼する方はいないと思いますが、
引越しまで余裕がないと既に業者の予定がうまっている
なんてことは十分にありえます。
日を十分にあけておけば引越し業者も予定が真っ白。
だからお仕事いれたーいと思っているわけです。
そういう状態こそ価格を安くできるチャンスです。
・閑散期に依頼する。
時期を選ぶことが価格において最も影響してきます。
非常に需要が多くなる引越しの繁忙期というのは
当然価格が安くなりません。
可能であれば閑散期を狙いましょう。
繁忙期は、3月がピークで、次に4月。
2〜4月は避けられるならば避けましょう。
7〜9月が若干高くなることもありますので、
それらを避けることができればだいたい似た価格で
閑散期といえそうです。
・荷物を減らす。
荷物の量=トラックのサイズとなります。
トラックのサイズ、作業員数が価格に直結します。
無理のない範囲で運んでもらう荷物は減らしましょう。
ただし、4tトラックから2tトラックに減ることには
大いに意味がありますが、4tから荷物を多少減らしても
結局4tのままなら価格にはほとんど影響しません。
・荷造り荷解きを自分でする。
荷造り荷解きは、プロであっても時間はかかります。
この所要時間も価格に影響してくるわけです。
予め自分で荷物をまとめられるならぜひやりましょう。
その分安くすませられるはずです。
・引越し日時を指定しない。
ここから先は、なかなか実現が難しい方法です。
その中の1つが、
引越しの日時を業者に委ねてしまう方法です。
業者の都合のいい日と時間で引越す代わりに
価格を大きく下げてもらうことができる。そういった
サービスを提供している業者がありますのでご参考に。
・近いところに引越す。
転勤などで引越す場合は、場所のコントロールはまず
難しいかと思いますが、
距離が伸びれば当然価格も上がってしまいます。
・1階に引越す。
これは安くなる可能性は低いですが、
安くなる場合がある。程度に受け取ってください。
エレベーターのないマンションやアパートで、
1階から1階へ引越す場合と
2階や3階から同じく2階や3階へ引越す場合では
どちらが時間がかかるでしょうか。
業者のサービスとして何階であっても価格は変えません
ということを売りにしているところもありますが、
プロといえど人ですので、楽な方がいいわけです。
1階から1階の方が、安くなりがち。ということです。
どうでしょうか。
業者の選び方。安くするコツ。
わかりましたか。
以上のことをご参考に納得がいく満足いく引越しの
お手伝いになれば嬉しいです。
コメント